
○○ちゃんみたいになりたいな




生まれ変わったらあの子になりたいな




なんでぼくは○○くんになれないんだろう?
こんな風に、
他人を羨んだり、妬んだり、自分を恥じたりしてることないですか?
それでも、
「ほんとはもっと自分のことを好きになりたいのに」
って思ってるならこの本がおすすめです!
それは寺地はるなさんの【どうしてわたしはあの子じゃないの】です!
- 自分を大切にしたくなる
- 他人への嫉妬心も受けいれられる広い心をもてるようになる
- 友だちのことがこれまで以上に好きになれる
読めばきっとあなたの心も急成長!
周りのひとに向けてしまう
妬みのマイナスエネルギーも吹き飛ばしちゃいましょうw
こんなひとにオススメ
【どうしてわたしはあの子じゃないの】はこんなひとにおすすめ
- いまの自分がキライ
- 他人とすぐ比べちゃう
- 変わるきっかけが欲しい
- 寺地はるなさんの作品が好き
あらすじ
小説家になって東京に行くことを夢見る三島天。その天の幼なじみで、天に恋心をいだく藤生。東京出身で藤生のことが好きになったミナ。14歳の彼らは、20歳になった自分以外の未来の二人にむけた手紙をそれぞれ書く。そして現在、30歳になった彼らは離れ離れになってしまったが、その手紙をひらくために三人は再び集う。
思春期時代のもろい心に共感する
根拠のない自信をもって夢をおいかけたり、
大切な夢を親から反対されて傷ついたり、
好きなひとにだけ気づいてもらいない切ない気持ち、
友だちがうらやましくてキライになりたくなる感情。
思春期のときにブチ当たる、
自分のなかに芽生える人間ならではのダークな部分。
天、藤生、ミナ。
それぞれが抱える三人の黒い心。
きっとぼくたち読者も感じたことがあることばかり。
だからこそ、
三人の心情にすごく共感できちゃいます!


ひとはすぐには変わらない、だけど変われる
自分を変えるってことって難しいことですよね?
ついついしてしまう癖。
曲げられない自分の信念。
ネガティブに捉えてしまう感性。
変えたいと思ってもすぐには変えられない。
故郷をすてて上京したり、反対に田舎で自分探しをしても変わらないかもしれない。
あなたは住む場所を変えればなにかが変わるとでも思っているの?
でも、
この本を読んでると、
変わりたいと本気で思えば、
なにか変われるんだと天をみて感じました。
確かにどこにいってもあなたはあなた。
なにか本気で行動に移すことも大事!!
自分のことが好きになる
他人と比べてしまうのも、
他のひとからの評価を気にしてしまうのも、
結構息苦しいですよね?
他人からの評価は、ある種の呪いだ。
呪いに縛られて終わる人生なんておもしろくない!
そんな呪いなんておさらばしましょう。
自分に足りないもの。
自分が持ってないもの。
そういうのばかりにとらわれていないで、
自分がもってる素晴らしいものに目をむけてみましょう!
隣の芝はいつだって青いもの。
でも、
いまの時代はどんな色でも認めてくれます。
赤い芝、黄色い芝、茶色い芝、黒い芝。
なんでもOK( ´∀` )
そんな風に、
この本を読んだら、
あなた自身の色を大切にしたいと思えるようになります。
どうしてわたしはあの子じゃないんだろう、っていつも誰かをうらやましがってた。でもわたしはやっぱり他人の必死さを笑ったり、心配するふりして気持ちよくなったりする側より、笑われる側にいるほうがずっといい。
こう思えるようになった過程も楽しんでくださいね!
おわりに
前半部分は、
人間の暗い部分や汚い部分が多くて、
それが自分のなかに流れ込んでくるのが苦しくなります……。
だけど終盤、
主人公たちが一歩踏みだし、
変わりだした瞬間、
不思議とぼく自身も救われた気がしましたw
嫉妬してしまうのは仕方がないこと。
でもそこに捉われてしまいすぎるのも
人生がもったいないことですよね?
自分のことをもっと好きになり、
そして羨んじゃう友だちのことを認めて好きにもなる。
【どうしてわたしはあの子じゃないの】はそんなきっかけになれる一冊だと思います!
変わるきっかけがほしいという方はぜひ。
今回紹介したのはこちらです↓


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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