こんばんは!
本大好き人間のBOOKBOYこと、つぶお(@tsubuo_book)です!
毎月恒例の月間ランキングも四回目となりました。
応援していただいてありがとうございますw
アツい日が続いているので、
しっかりと水分補給しましょうね!w
プール、海水浴、帰省など、コロナを気を付けてするのにもストレスまみれ……。
そんなときは、
のんびりと読書をしましょう!
だれと話すこともないし、
クーラーが効いた部屋で、
遠くの国までひとっとびできますし(笑)
そんな読書の本選びの参考にでも、
今月、ぼくが読んだ本をみていってくれるとうれしいです!
今月読んだのは、26冊でした!
※目次の部分で早速順位すべてがわかってしまうというネタバレがありますので、予想をされたい方はこの時点で考えてみてくださいw
- 【君の膵臓をたべたい】住野よる(双葉文庫)
- 【県庁おもてなし課】有川浩(角川文庫)
- 【食堂かたつむり】小川糸(ポプラ文庫)
- 【ミナトホテルの裏庭には】寺地はるな(ポプラ文庫)
- 【青くて痛くて脆い】住野よる(角川文庫)
- 【朝焼けにファンファーレ】織守きょうや(新潮社)
- 【ぼくたちの家族】早見和真(幻冬舎文庫)
- 【何者】朝井リョウ(新潮文庫)
- 【ヒカルの卵】森沢明夫(徳間文庫)
- 【アンと青春】坂木司(光文社文庫)
- 【アイネクライネナハトムジーク】伊坂幸太郎(幻冬舎文庫)
- 【空飛ぶ広報室】有川浩(幻冬舎文庫)
- 【キッチン風見鶏】森沢明夫(ハルキ文庫)
- 【四十九日のレシピ】伊吹有喜(ポプラ文庫)
- 【雨上がりの川】森沢明夫(幻冬舎文庫)
- 【フリーター、家を買う。】有川浩(幻冬舎文庫)
- 【終末のフール】伊坂幸太郎(集英社文庫)
- 【派遣社員あすみの家計簿】青木祐子(小学館文庫)
- 【水曜日の手紙】森沢明夫(角川書店)
- 【ナミヤ雑貨店の奇蹟】東野圭吾(角川文庫)
- 【つるかめ助産院】小川糸(集英社文庫)
- 【夏美のホタル】森沢明夫(角川文庫)
- 【総選挙ホテル】桂望美(角川文庫)
- 【世界地図の下書き】朝井リョウ(集英社文庫)
- 【恋文の技術】森見登美彦(ポプラ文庫)
- 【ステップ】重松清(文春文庫)
です。
ここではサラッと情報や感想を書いておきますが、もうちょっと詳しく感想とかを書いた記事のリンクを載せておきますので、気になった方はそちらもぜひご覧ください!
それでは、早速ランキング発表に参ります!
- 第26位 【雨上がりの川】森沢明夫
- 第25位 【食堂かたつむり】小川糸
- 第24位 【四十九日のレシピ】伊吹有喜
- 第23位 【ミナトホテルの裏庭には】寺地はるな
- 第22位 【恋文の技術】森見登美彦
- 第21位 【キッチン風見鶏】森沢明夫
- 第20位 【アンと青春】坂木司
- 第19位 【世界地図の下書き】朝井リョウ
- 第18位 【ナミヤ雑貨店の奇蹟】東野圭吾
- 第17位 【派遣社員あすみの家計簿】青木祐子
- 第16位 【朝焼けにファンファーレ】織守きょうや
- 第15位 【夏美のホタル】森沢明夫
- 第14位 【総選挙ホテル】桂望美
- 第13位 【水曜日の手紙】森沢明夫
- 第12位 【君の膵臓をたべたい】住野よる
- 第11位 【ヒカルの卵】森沢明夫
- 第10位 【何者】朝井リョウ
- 第9位 【青くて、痛くて、脆い】住野よる
- 第8位 【空飛ぶ広報室】有川浩
- 第7位 【フリーター、家を買う。】有川浩
- 第6位 【つるかめ助産院】小川糸
- 第5位 【ステップ】重松清
- 第4位 【アイネクライネナハトムジーク】伊坂幸太郎
- 第3位 【県庁おもてなし課】有川浩
- 第2位 【終末のフール】伊坂幸太郎
- 第1位 【ぼくたちの家族】早見和真
- おわりに
第26位 【雨上がりの川】森沢明夫
中学校でいじめられた娘、
それを機に霊能力者に洗脳され始めたしっかりものの妻、
ふたりをなんとか助けたい夫。
みんなそれぞれが家族を大切に思っているのに、
ちぐはぐな状態になってしまう……。
壊れかけた家族を再生しようとする物語。
名言には感動させられたけど、
霊能力関係がちょっとうさん臭い。
占いとか苦手なひとには、
あんまりオススメできないかも...
第25位 【食堂かたつむり】小川糸
カテゴリ分けをするなら、
いちばんしっくりくるのは料理小説だけど、
家族の温もりを取り戻していく
家族小説の一面もある一冊。
料理への愛情、
食べものへの感謝、
食べてくれるひとへの喜び、
いっぱいつまった物語です!
一見やさしそうな表紙はしていますが、
意外とディープな内容ですよw
第24位 【四十九日のレシピ】伊吹有喜
悩んだとき、
挫けそうなとき、
不安に押しつぶされそうなとき、
そんなときにはこの本があなたの処方箋に!
ジャンプするときはしゃがむ時間も大事ですよね?
それと同じように、
がんばるときは心もリラックスしなくちゃ!
そうすればきっとまた飛ぶことができるはず。
第23位 【ミナトホテルの裏庭には】寺地はるな
全面的に励ましてくれるような小説ではないけど、
そっと背中から抱きしめてくれるやさしさを感じる一冊です!
そして、
「頑張りすぎなくてもいいんだよ」って
言われてるような気分になっちゃいますw
自分自身では、
無理していないと思っていても、
周りから見ると頑張りすぎてるのかも。
最近「大丈夫?」って声をかけられることがあれば、
リラックスするためにこの本のパワーをもらってみてください(笑)
第22位 【恋文の技術】森見登美彦
よくわからないけどおもしろい。
さすが森見ワールドは別次元でしたw
おっぱい進化論、
恋の名言など、
タメになるのかならないのか、
ちょっと不思議な感覚にもなれます!
恋してるひとにとっての、
恋文の伝道書ではないですが、
森見さんの世界観は楽しめるはずですw
ついていけそうにないな・・・って方は、
感想記事を読んでみてください!
第21位 【キッチン風見鶏】森沢明夫
一見、料理小説のように思いましたが、心揺さぶられる感動的な小説でした!
ひととの違いに戸惑ったり、
未来に希望がもてなくなったときは、
これさえ読めば少しの勇気がもらえるはず!
“自分の人生は、自分が創る”
心に響く名言に涙します……
第20位 【アンと青春】坂木司
“和菓子のアン”シリーズ第二弾!
内容もおもしろさもパワーアップして帰ってきた。
主人公のアンちゃんも、
悩みながらも成長中?!
デパ地下の和菓子屋さんが舞台で、
読んでるとお腹がなるほど
おいしそうな和菓子がたくさん出てきます。
誰かひとがいる静かな場所では絶対読めない!w
第19位 【世界地図の下書き】朝井リョウ
感動した~。
ラスト10ページから涙止まらなくなりました。
子どもたちがメインだけど、
大人も楽しめる一冊です!
いじめや家族の問題、
養護施設に暮らす少年たちが、
ひたむきに頑張る姿に感動します!
第18位 【ナミヤ雑貨店の奇蹟】東野圭吾
コソ泥三人組がたまたま入った寂れた雑貨店。
そこでは過去のひとから届く悩み相談があった。
時空を超えて送られてくる悩みは、
やがて一本の線でつながる。
心の奥底がじんわり温かくなるような、
幸せな気分になれる一冊でした!
映画化もされた作品なので気になる方は、
そちらもあわせて観てみると二倍楽しめます!w
第17位 【派遣社員あすみの家計簿】青木祐子
銀行残高428円ぽっきり。
しかも無職で彼氏に逃げられた
ついてないアラサー女子・藤本あすみ。
そんな崖っぷちの彼女が、
節約術を駆使して起死回生をはかるストーリー。
トントン拍子で進んじゃうところはあるけど、
自然に応援したくなっちゃいました!
実践するには勇気がいることもあるけど、
崖っぷちならやってみる価値はあるのかもw
第16位 【朝焼けにファンファーレ】織守きょうや
司法修習生として歩き出し始めたばかりの
まばゆい時期を書きあげられた青春小説!
司法試験に合格したてで、
まだまだ法律家としては卵の彼らが、
成長していく姿にグッときます。
アツくてまっすぐに
夢を追いかける彼らにファンファーレを!
第15位 【夏美のホタル】森沢明夫
夏に読んでピッタリでした!
パッと盛りあがってあっという間に終わる。
そんな花火のように儚く切ない物語。
でも、
そのなかにも笑顔がいっぱいあって、
心もあたたかくなりました!
第14位 【総選挙ホテル】桂望美
爽快感MAXのお仕事小説でした!
経営が厳しくなっている中堅ホテルで、
新たに入った社長が突飛なアイデアを出してきた。
それは「全従業員で総選挙」を行うというもの!
着想と物語の内容とラストの展開。
全部ワクワクしてあっという間に読み終わりました。
こんなステキなホテルがあればいいのに……。
仕事で悩んでるひとにもオススメの一冊!
第13位 【水曜日の手紙】森沢明夫
心にたまった“毒素”を涙と一緒に流してくれる、
ホッコリ癒される一冊でした!
心の疲れをどんどんため込んでしまう直美、
他人をねたみ卑屈になってしまう洋輝、
共感できるからこそ、
二人の心が軽くなった瞬間に、
号泣してしまいました。
二人が変わったきっかけは、
“水曜日郵便局”の存在。
ステキなことばに出会うと人生も変わる!
この本を読んでみて、強くそう感じました。
家族愛のやさしさにつつまれたいひとはぜひ!w
第12位 【君の膵臓をたべたい】住野よる
まだ読んだことないひとには、
後半にかけて、涙腺ダムの決壊注意報を
あらかじめお伝えしておきます。
“泣ける本”っていうくくりにするにはもったいないほど、
高校生の心の内側がみずみずしく描かれています。
あの頃の青春をもう一度味わいたい!
絶賛青春まっただなかだぜ!
どんなひとでも一読の価値ありw
第11位 【ヒカルの卵】森沢明夫
たまごかけご飯にまつわる、
心温まる感動ストーリー。
「限界集落をなんとかしたい!」
そう思って立ち上がる養鶏家のムーさん。
周囲の村のひとたちからは
反対に合うなかでも
めげずに頑張る姿に勇気づけられる!
森沢作品でおなじみの名言も数多く登場しますよw
心にじんわりと染みわたります...
たまごとご飯をしっかりと準備して、
読んでみてくださいね!
第10位 【何者】朝井リョウ
就活生が主人公!ってことだったから
「あんまり自分と関係ないや…」
「共感できる部分なんてないよね?」
なんて読む前は正直思ってました。
その読む前に抱いていた先入観、
いい意味で見事にはずれました!
就活したことないからこそ共感できる部分、
日々使ってるSNSで感じてる“闇”の部分、
就活とは関係ないひとでも満足いく読後感が得られるかもしれません。
「さすが直木賞!」
そうは言っても、
受賞作だから読むわけじゃないかもしれませんが、
おすすめできる一冊です!
第9位 【青くて、痛くて、脆い】住野よる
輝く未来を信じて疑わない青い時代、
周りから見ればちょっと痛い発言、
何気ないひと言でも傷つく脆い心。
学生の頃の淡いくて切ない青春の記憶が、
濃厚に味わえる一冊でした!
もう共感度300%!
心に残ったままのカサブタが、
少しかゆくてうずいちゃう。
そんな風に思っても、
読後感はすごく爽やかでした!
第8位 【空飛ぶ広報室】有川浩
航空自衛隊の広報室を舞台にした
お仕事&ラブコメディ小説!
知らなかった裏側や
誰かに言いたくなる自衛隊の豆知識、
ムズキュンしちゃう恋模様。
544ページの長編だったけど、
楽しかったぁ~
第7位 【フリーター、家を買う。】有川浩
家族小説が好きな好きなひとにはオススメ!
うつ病になってしまった母親を、
家族のみんなで支えていく話。
想像しやすいテーマなので、
あまり読書する習慣のないひとでも読みやすいはず!
分かりやすい内容と文体なのでとっかかりが付きやすいはず。
ドラマ化したときに観れたひとも、
見逃しちゃったというひとも、
改めて楽しく読めるはず!
ぼくも読んでみて「これぞ家族!」ってしみじみ思いましたw
第6位 【つるかめ助産院】小川糸
妊娠発覚から出産までの十月十日のドラマ。
夫が突然消えて、
思い出の地の南の島にやってきたまりあ。
ほんのり癒される島のひとと接していくうちに、
出産するかどうか悩んでいたけど産むことを決意できた。
悲しい出産もありありと描かれていて、
涙がとまらない部分もありました。
フィクションではあるけど、
こうやって生まれてきたんだなってしみじみ思うと、
やっぱりお母さんって偉大だな!って感じます。
男性諸君にもぜひ手にとってほしい一冊!
第5位 【ステップ】重松清
妻を病気で亡くし、
男手ひとつでの娘の子育て奮闘物語。
恋をするときも娘のことを考えたり、
亡くなった妻の家族との付き合いがあったりしながらも、
家族の絆を深めていく。
一歩ずつ家族の時間を共有するなかで、
涙あり、笑いありのホッコリエピソード満載!
とりあえず、
めっちゃ泣きました(;・∀・)
娘の美紀だけじゃなくて、
父親の健一も成長するし、
義両親の家族でも泣ける話がいっぱい!
大好きな家族小説のひとつになりました!
第4位 【アイネクライネナハトムジーク】伊坂幸太郎
伏線が緻密にはり巡らされてて、
圧倒されまくりでした!
しかも、
時代や場所もひんぱんに変わるのに、
全然おかしくなってないし、
なんか感動もしちゃうし……。
ほのかに恋愛小説の要素も入ってるので、
「普段は伊坂さんの小説読まない」
っていうひとにもおすすめです!
第3位 【県庁おもてなし課】有川浩
観光って楽しいですよね?
家族って落ち着くよね?
恋愛ってドキドキするよね?
仕事ってやりがいあるよね?
そんなよりどりみどりな一冊でした!w
実話ベースな物語だからこそ、
しっかりと奥行きがある小説です。
読んだらきっと誰かにおすすめしたくなる。
だってみんなが好きな感じだもん!
→ぼく自身最高に好きな一冊になりました(笑)
第2位 【終末のフール】伊坂幸太郎
このコロナ禍の時代に読んだからこそ、
余計に心に響いてくるものがありました!
※もちろん関係なくても傑作は傑作ですw
「絶望にも飽きる」
ってまさに現状とダブってる?!
なんだか現実なのか空想なのか分からなくなるほど、
小説のなかに惹きこまれていきました。
ヤバいです。
語彙力ないけど、ヤバすぎます。
コロナ禍の今だからこそ読んでほしい一冊。
ナツイチ2021にも選ばれてるので、
夏休みのタイミングでもぜひ!
第1位 【ぼくたちの家族】早見和真
やっぱりTwitterの#名刺代わりの10選にも選んじゃうほどの大好きな一冊。
再読だけど、やっぱりこの本を今月の中では一位にしちゃいました(-_-;)
壊れて崩れる寸前の家族が、
みんなでもう一度築きあげていく物語。
カッコいいとは言えないグダグダな家族だけど、
なんだか憧れちゃう部分がありました!w
ありきたりなことだけど、
家族っていいもんだな!って思えた一冊です。
おわりに
再読だったけど【ぼくたちの家族】がやっぱり好きすぎて一位にしました!
本大好き人間による、独断と偏見まみれのランキングはいかがだったでしょうか?
あいかわらず
偏りまくりの選書だったりしますが、
なにか読みたい本は見つかりましたか?
この本はもっとおもしろいのに!
この本わたしもすっごく好きなの!
などなどの感想・ご意見はどしどしDM等で送ってくださいw
来月もいっぱい本を読んでいこうと思います。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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