竹内真さんの『図書室のキリギリス』を読んでみました!
あらすじ
旦那がいなくなって3年。区切りをつけて、安定した就職先を探しているときに、友人が務める高校の図書館司書の募集をしていることを知る。運よくそこに勤務できることになり、司書とは何かを学んでいく。急にいなくなってしまった前任者はどこにいってしまったのか。
もちろん舞台は図書室!
本のタイトルにもある通り、とある高校の図書室が舞台になっているのでたくさんの本が登場します。
様々な本が紹介されていて、
ついつい「どんな本かな?Kindleで気になる本登録しなくちゃ!」ってなって集中しづらい面もあったかも……( ̄▽ ̄;)
もちろんたくさんの本を知りたい方にはうってつけかもです!w
だけど、ひとつの小説を深堀して読みたいひとには気が散っちゃう可能性もあるかも、っていうのが難点に感じました。→もちろん僕自身の集中力のなさが原因だろうけど(笑)
WEB上での連載ってことだったみたいだから、
色んな小説をとりあげて、
気になればそこからリンクで飛べて…
っていう感じだったみたいなので、もっと便利だったのかもです!
ブックトークについて
グループワークのひとつで、《自分自身の興味のある本を、ほかの人に紹介する》というのがざっくりとしたブックトークの説明ですが、
その趣旨が、
本の内容や書かれている知識を教えるのではない。朗読や読み聞かせをするのでもない。ブックトークの目的は、その本を読みたいという気持ちにさせること。語り手はそのために、本の面白さについて語る
図書室のキリギリス
というものです。
なんかこのブログを立ち上げた原点そのものって感じました!
→もちろん『気持ちにさせる』っていう高尚な文章書けるわけではないので、なんとなく「気になるなぁ」程度に思ってくれたらいいんですが( ´∀` )
本当に読んだ本について、
内容を細かく伝えたいわけでもないですし、知識についてかみ砕いて説明したいわけでもないですし、ただ単に多くの方に、ぼくが紹介する本を読みたいって気持ちになってもらえればいいなぁと思ってはじめました!!!
内容とかちょっとした感想ならTwitterで呟けますしねw
この本を読んでみて
旦那が突然いなくなって3年。籍を抜ける期間が来たことで、本格的に新しい自分の人生に向けて歩き出す主人公。
そうやって、充電期間がきっとひとそれぞれにはひつようなんだなぁ……って思いました。
失恋、離婚、離職、人生には様々な分岐点があるとき、
そのまま歩き出せる人もいれば、一度立ち止まらなきゃ自分を見失ってしまいそうになるひともきっといますよね?
そんなときは、リラックス。
そうすれば、きっとなにかが見つかるはず!って思える一冊でした。
だれかが手をさし出ししてくれるかもしれないし、
寄り添って悩みを聞いてくれるかもしれないし、
好きなことを打ち込めるかもしれない。
逆に、
そういったひとがもし周りにいたら、
なにか力になれたらいいなぁってやさしい気持ちになれました。
→って誰やねん!(;・∀・)
おわりに
今書いてるときに知ったのが、いつのまにかシリーズになって三部作になってる!?
この『図書室のキリギリス』が第一作目、
それから『図書室のピーナッツ』が第二作、
最後に『図書室のバシラドール』が第三作とつづくみたい。
気になったらのぞいてみて下さいねw
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