本多孝好さんの【at Home】を読んでみました!
あらすじ
血がつながらなかったり、離婚してしまってたり、再婚の道を選んだり、4つのそれぞれの家族の物語。脆いからこそ助け合う家族のカタチがここにある。
at Home
本のタイトルにもなってる”at Home”は、
日本語に普通に訳すと《家に、家で》って意味になる。
だけど、《くつろぐ》って意味にもなるんです。
完璧じゃない家族の物語。どれもがいびつで不完全だからこそ愛せるのかな?って思いました!
でも、一体家族ってなんだろ、って思いません?
くつろげる場所、つながり、くさび、よりしろ、帰る場所、大切なもの。
あなたにとっての家族ってなんですか?w
この本を読んでみて
4つの家族の小説集。
それぞれの序盤の状況とかが後半に伏線回収してくれるので、思わずワッと驚く場所もあったりしましたw
若干ネタバレになっちゃうかもだけど、
一番グサッと心に響いたセリフがあるんです。
『母親が自分のために人生を無駄にしている。そんなことになるほうが、子供にとっては不幸だろ。仮にだ、仮に両親が離婚したせいで子供の人生が歪んだってな、そんなもんは子供自身の責任なんだよ。そうだろうが。』
at Home《共犯者たち》
こんな話関係ないかもですが、
ぼく自身、世間一般からみたらそこまで恵まれた家庭環境では育ってなかったとずっと思ってたんです(-_-;)
若いときとかは、それこそ親のせい、家族にこそ責任があると思っちゃってました。もっと裕福な家庭なら。もっと温もりのある家族だったら、って。
この一冊で言ってるように、
『子供自身の責任』って思えるようになるには、何年も、何十年も、もしかしたらそのぐらい年月が必要なのかもしれません。だけど、本当に最終的に自分の人生を変えれるのって自分自身だけなんだなぁって、いまではそう思えるようになりました( ´∀` )←なんか気取ってイタい感じ出てません?大丈夫ですか?w
こういうセリフにもっと早く出会いたかったなぁって……。
だけど、
今だからこそ素直に受け止められるけど、昔の自分ならちゃんと理解できたのかな?
おわりに
やっぱり読書って奥が深いですよねw
→急にテーマが大きくなっちゃいました(;・∀・)
前に一度読んだことがある方も、今なら感じ方が変わってるかもしれないので、よかったらこの機会にぜひぜひ読んでみてくださいね!
もちろん初めての方も、この記事を読んで興味をもってくれたらそれだけでもうれしいです!w
本多さんの本、
めっちゃ昔に【MOMENT】、【WILL】、【MEMORY】ぶりでしたが、
やっぱりすごく好きな作家さんのひとりでした(笑)
また色々読んでみようかな!って思いますw
電子書籍ならこちらから↓
コメント