【感想】手作り雑貨 ゆうつづ堂(植原翠) パワーストーンや占い、かわいい雑貨が好きなひとはこの一冊をあなたの本棚にw

感動小説

勘違いして二巻目から読んでしまった【ゆうつづ堂】の一巻を、改めて読んでみました!w
二巻から読んでも充分おもしろかったんですが、やっぱり順当に読むともっとおもしろかったかも...ってちょっぴり思ったりw

なんたって、タイトルの【ゆうつづ堂】の理由も、この一巻にはきっちり書いてありましたからw
二巻を最初に読んだときは、気になって自分で調べちゃいました(;・∀・)

さっそくネタバレになっちゃいますが、
ちなみにゆうつづの意味は、夕方の『夕』と『星』と書いて、一番星のことだそうです!

あらすじ

おばあちゃんがやってる雑貨作りに憧れて、大手文具メーカーに就職した詩乃。念願の商品開発部に配属はなったものの、雑用ばかりの仕事内容やブラック企業の体制に嫌気がさして退職。その後の仕事探しが難航し、18年ぶりにおばあちゃんのもとを訪ねたとき、けがをしてしまったおばあちゃんの代わりに店頭に立つことを決意する。

レビュー

本の満足度   ★★★★★
おすすめ度   ★★★★☆
ホッコリ度   ★★★★★

パワーストーンや占いに対して、ちょっぴり懐疑的な部分があったんです。でも、この本読んでみてなにか考え方が少し変われたような気がします。気持ち的に疲れてしまって、踏み出す勇気のひとつの方法とかに、この本を手にとってみるのもいいかもしれないです!( ´∀` )

パワーストーン

この【ゆうつづ堂】を読むまで、パワーストーンについて全然知らないことがたくさんありました。

例えばですが...、
店で見るパワーストーンや天然石の状態、
パワーストーンに対する考え方、
誕生石とかの種類etc.

石の状態

最初にパワーストーンの種類ですが、
こうやって三種類の状態に分けられるみたいです。

原石っていうのはわかりやすいですよね。ほんとに採掘された状態そのものだから、見た目はごつごつしてます。それを研磨して、艶感を出した状態がタンブルになる。最後に、使用方法によっては丸い形や星型、しずく型にカットされればルースとなる。
絵がない状態でイメージしづらいかもしれないですが、こうやってみると原石、タンブル、ルースの違いがわかりやすくなりますよね。ストーリーの内容的に重要じゃないかもしれないですが、本を読んでるだけだとイメージしづらかったのでイラストを描いてみましたw
よく見るブレスレットは、最終段階のルースが使われてるってぱっと見でもわかると思います!

パワーストーンの捉え方

あと、上でもちらっと書いたぼくの考え方が変わったという点についてです。

これに関しては、登場するセリフを紹介した方が早いと思うので、皆さんにシェアしたいと思います。

ちなみにこれは、ぼくのように、パワーストーンや占いに対して、ポジティブな印象をもってなかったひとに向けたことばです。

「石の能力なんてものは人間のあとづけだ。でも、だからこそ意味がある」
「石に魔法の力があるわけじゃない、そんなのわかってるさ。意味を込めて石を持つ、人に贈る、そういう”人の想い”こそが、石の持つ力なんだよ」
「幸運になれる石をもったから幸運になれるんじゃない。『これがあるから大丈夫』って自信になるから、幸運に繋がる。内側にあるものを引き出す、きっかけなんだよ。パワーストーンって、そういうものなんじゃない?」

だからといって、すぐにパワーストーンや天然石、占いのことを頼る・信じ切るってことじゃないですが、いい距離感で向き合える気がしますwうん、距離感が大事ですよね?

あと、あくまでもセリフ部分を抜粋しただけなので、実際に読んだ方がより腑に落ちると思います!

誕生石について

誕生石についても小説内で触れられてるので、分かりやすいようにイラストを描いてみました(笑)

こうやって見てみると、もともと知ってた誕生石もありますよね。
アメジストや水晶、ヒスイ、ターコイズなあたりは有名じゃないでしょうか?w
これを参考に、小説のなかに登場したひとみたいに、プレゼント選びに役立ててもらえばなって思います!
※あくまでも一例なので、月によっては複数個誕生石があるものもひとつにしぼっちゃったのであしからず。

おわりに

こうやって一冊の小説を読んで、気になったことを調べてると、より小説のことが好きになった気がします!そして、いままでであったことがなかった分野やひとたちと出会えることも、読書のいいところですよねw

ほかにも、たくさんの胸にささることばがあるんです!
こればっかりは読んでもらわないと伝わらないです(´;ω;`)
この記事をきっかけに、気になった方は、いまならKindle unlimitedで読めるので、この機会にぜひ!
プランに入ってない方も、とても素敵な一冊なので本棚にぜひ読んでおいてあげてくださいw

あと、まえの記事でも言いましたが、こちらが一作目なのでお気を付けて。
ぼくみたいに二巻から手をつけないでくださいね( ´∀` )
よかったら、二巻の感想記事も読んでみてください!

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