ジメーっとした梅雨のシーズンになってきましたね?
6月はぼくの誕生日月なんですが、梅雨のせいでそこまで好きになれないんですよね(´;ω;`)そんな雨の日は、外に出ていけない日もあるかもしれませんが、そんな日は家でのんびり読書をしましょう!
→【冷静と情熱のあいだ】に出てくるあおいみたいに、雨の日はバスタブにお湯ためてのんびり読書するのも理想です!!
それではまずは5月に読んだ本のご紹介から。今月は全部で20冊読みました。
※目次の部分で早速順位すべてがわかってしまうというネタバレがありますので、予想をされたい方はこの時点で考えてみてくださいw
- 【代筆屋】辻仁成(幻冬舎文庫)
- 【コンビニ人間】村田沙耶香(文春文庫)
- 【引き出しの中のラブレター】新堂冬樹(河出文庫)
- 【本日は、お日柄もよく】原田マハ(徳間文庫)
- 【リケイ文芸同盟】向井湘吾(幻冬舎文庫)
- 【神様の御用人】浅葉なつ(メディアワークス文庫)
- 【神様の御用人2】浅葉なつ(メディアワークス文庫)
- 【東京カウガール】小路幸也(PHP)
- 【さいごの毛布】近藤史恵(角川文庫)
- 【発現】阿部智里(NHK出版)
- 【おいしいベランダ。】竹岡葉月(富士見L文庫)
- 【最後の医者は桜を見上げて君を想う】二宮敦人(TO文庫)
- 【クジラアタマの王様】伊坂幸太郎(NHK出版)
- 【僕は僕の書いた小説を知らない】喜友名トト(双葉文庫)
- 【リピート】乾くるみ(文春文庫)
- 【お台場アイランドベイビー】伊与原伸(角川文庫)
- 【手作り雑貨 ゆうつづ堂‐アイオライトの道標‐】植原翠(マイナビ出版ファン文庫)
- 【手作り雑貨 ゆうつづ堂】植原翠(マイナビ出版ファン文庫)
- 【余命10年】小坂琉加(文芸社文庫NEO)
- 【路(ルウ)】吉田修一(文春文庫)
です。
ここではサラッと情報や感想を書いておきますが、もうちょっと詳しく感想とかを書いた記事のリンクを載せておきますので、気になった方はそちらもぜひご覧ください!
それでは、早速ランキング発表に参ります!
- 第20位 【コンビニ人間】村田沙耶香
- 第19位 【おいしいベランダ。】竹岡葉月
- 第18位 【東京カウガール】小路幸也
- 第16,17位 【神様の御用人/神様の御用人2】浅葉なつ
- 第15位 【僕は僕の書いた小説を知らない】喜友名トト
- 第14位 【さいごの毛布】近藤史恵
- 第13位 【リケイ文芸同盟】向井湘吾
- 第12位 【発現】阿部智里
- 第11位 【クジラアタマの王様】伊坂幸太郎
- 第10位 【代筆屋】辻仁成
- 第9位 【リピート】乾くるみ
- 第8位 【お台場アイランドベイビー】伊与原新
- 第6,7位 【手作り雑貨 ゆうつづ堂/アイオライトの道標】植原翠
- 第5位 【引き出しの中のラブレター】新堂冬樹
- 第4位 【最後の医者は桜を見上げて君を想う】二宮敦人
- 第3位 【本日は、お日柄もよく】原田マハ
- 第2位 【余命10年】小坂琉加
- 第1位 【路(ルウ)】吉田修一
- おわりに
第20位 【コンビニ人間】村田沙耶香
スッキリとした読後感ではないのであまりおすすめはできない一冊。ぼく自身、メンタルが疲れているときは絶対に読みたくないとメモしておきました( ̄▽ ̄;)
すごい評判のいい作品でしたが、ただ単純にぼくには合わなかっただけだと思います……。
第19位 【おいしいベランダ。】竹岡葉月
ベランダ菜園の楽しい雰囲気は存分に感じられました!
でも……個人的には小説の中身があまり響いてこなかった印象があってこの順位にしちゃいました(;・∀・)あっさりしてすごく読みやすかったので、気軽に読める本を探してるひとにはもってこいだと思います!!!
マンガ版も出版されてるみたいなので、
そっちの方が良さが出てくるのかもしれないです。
あっさり系が好きなひと、
コロナ禍でベランダ菜園を考え中のひと、
ツンデレ男子とのムズキュン恋愛が好きなひとは
読んでみたらシリーズ全部にハマっちゃうかもw
第18位 【東京カウガール】小路幸也
何とも言えない結末で、読後感はいい印象はあまりないです(´;ω;`)
小路幸也さんの小説は大好きなので、期待大で読んじゃったからなのかもw
予想外の推理系でしたが、主人公と一緒にナゾを考えながら読めたのは楽しかったです!
第16,17位 【神様の御用人/神様の御用人2】浅葉なつ
シリーズ作品で優劣つけがたかったので、まとめての順位にしちゃいました。
神社にまつわるちょっとした豆知識も「へぇー」ってなりながら読めますし、相棒の狐の神様とのやりとりはホッコリ癒されちゃいます。メディアワークス文庫は本屋さんとかだと、あまり行かないひともいるかもしれませんが一度手にとって読んでみてください。意外とハマっちゃうかもしれないですよw
シリーズ十作品も出てるけど、尻込みしないで大丈夫です。あっさりしてるのであっという間に読めると思います!
第15位 【僕は僕の書いた小説を知らない】喜友名トト
前向性健忘っていう病気を患っている青年が主人公。日々記憶がリセットされていく中で、一冊の小説を書き上げる苦悩や恋、葛藤が読みやすい文体で描かれてます。
当たり前のことが実は当たり前じゃないこと。
周りにはサポートしてくれる人がたくさんいること。
忘れがちになっちゃう毎日を感謝したくなる本でした。
大学生のころとか、同年代のときにこの本と出合えてたら、もっと大切なものになってたかも?w
第14位 【さいごの毛布】近藤史恵
犬や動物、命あるものと共に生きるってどこかで『お別れ』が付きまといますよね。
それときっちり向き合うのって、やっぱり勇気がいること。
老犬ホーム(老人ホームの犬版)の存在意義はどこにあるのか、そんな施設がない方がいいのか、ぼくたち人間ができることはなにかないのか、すごく色々と考えさせられる一冊でした。
犬やペットを飼っていないひとも一度読んでみて欲しいです!
将来、動物と関わる仕事に就きたいと考えている中高生のひとも、一度読んでみてはいかがでしょうか?
第13位 【リケイ文芸同盟】向井湘吾
理系の学部出身の主人公が、論理が通用しない文芸っていう分野で四苦八苦しながらも成長する姿を描いた一冊です。理系に関して、重たい雰囲気になるわけじゃなく、あくまでも楽しい雰囲気が感じられる本です。
編集者の仕事をちょっぴり垣間見れますw
本が好きなひとは、その舞台裏はどうなってるのか気になりませんか?
あっさりしていて読みやすかったのでぜひ、読んでみてください!
第12位 【発現】阿部智里
おなじみの『八咫烏シリーズ』の大好きな作家さんの小説ってことで読んでみた一冊です!
ちょっぴりミステリー要素やホラーチックな部分もあり、終始ドキドキしながら読んでました。
読み終わってもすっきりしないテーマだけど、
読まない方がよかったなんて思わなかったです!
現代に生きるぼくたちが、頭の片隅にでもとどめておいた方がいいことなのかもしれないですね。
第11位 【クジラアタマの王様】伊坂幸太郎
2019年に出版された小説なのに、
このコロナ禍のパンデミックを彷彿させるような描写があってビックリ!!!!
現実世界で起きてることは現実なのか、それとも夢の中なのか?
大切なひとのために戦うことや、家族のありがたさなどを感じる一冊かもw
第10位 【代筆屋】辻仁成
手紙っていいもんだなぁ、ってしみじみ思いましたw
手紙からメールになり、そしてLINEになり、時代は移り変わっていきますが、手紙ってすごく味わい深くていいですよね???文字そのものからも個性や感情も伝わってくるし、ほかのものじゃ得られないナニカがあるような気がします。
そんな手紙にまつわる小説で、なおかつ感動できるもの。
だからこそ、読み終わってすぐは、思わず大切な誰かに手紙でも書こうかなって思ったんです...。
でも、
30秒後には、やっぱり字は汚いし、どう書いていいか分かんないし、って言い訳ばかりごねちゃったので決して書くわけではないのかも。
こういうひとに、代筆屋が必要なんですね(◎_◎;)
第9位 【リピート】乾くるみ
「読者を裏切る天才なの?」っていうのが読み終わってすぐのぼくの感想です。
最後の1ページまで期待・希望していたことが土壇場で……大どんでん返しってほどではないけど、アッと驚く構成になっています。
《WHEEL OF FORTUNE》という運命の輪はどういった意味なのか。
過去にもどった先で、運命を変えることが実際できるのか。
ぜひ、ワクワクしながら読んでみてくださいw
第8位 【お台場アイランドベイビー】伊与原新
読み応えのある内容と、飽きのこない文章で楽しみながら読めた満足感のある一冊です!
あたたかさや人間臭さを感じる部分もありつつ、閉塞感のある震災後の微妙な雰囲気もあじわえるものでした。ナゾを追求する場面では、推理小説としてもワクワクしました。そして、震災にともなって明るみになってしまった外国人の国籍問題では、社会派小説としての深みもあります。
ひとつの本で、いくつも違う味が楽しめるって贅沢でいいですよね?w
第6,7位 【手作り雑貨 ゆうつづ堂/アイオライトの道標】植原翠
個人的には、こういったゆるくてほっこり系が好きなんですよねw
文学賞を受賞した重厚な一冊もたまーに読む分には、知識人になったような気もするんです。でも、普段のリフレッシュやエンターテインメント、テレビの感覚で読むには、ほっこりと癒される本がタイプなのでこの順位にしちゃいました( ´∀` )
パワーストーンっていままで縁をつないでこなかったんですが、
この本を読んでみて、ちょっとそういう考え方もいい方に変わったかもしれないです。
大切なひとに贈るプレゼントで悩んでるひとも、
イラストで誕生石を描いてみたので、参考までに記事を読んでみてください!w
第5位 【引き出しの中のラブレター】新堂冬樹
ラジオってなんかいいですよねー( ´∀` )
昔、ぼくが中学生になって初めて自分用に買ったコンポを使ってよく聞いてました!w
テレビはなんだか一方的な感じがしますけど、
ラジオの場合はなぜか親近感がわくんですよね(笑)
→話しかけてくれる気がするせいかな?
今月は【代筆屋】と合わせて二冊も手紙に関係する小説を読みましたが、やっぱり手紙って思いがしっかりとのってる感じがしていいですよね?
第4位 【最後の医者は桜を見上げて君を想う】二宮敦人
この本で言えることは、「泣きたくないひとは読んじゃいけない」本だと思います。
もう、不可抗力で涙腺がガバガバになって、涙あふれまくります...ぼくが実際読んでそうなったんですが(-_-;)
時と場所を選んで読むのをおすすめしますw
第3位 【本日は、お日柄もよく】原田マハ
原田マハさんのことばの魔力にハマっちゃいます。絶対にw
これだけは確実だと思うので、まだ読んだことないひとはとりあえず書店さんに走ってもらうか、電子書籍を即ダウンロードして欲しいw
→もちろんあなたの好みの本じゃなくても責任はとれないんですが( ̄▽ ̄;)
それでも、ぼくが自信をもっておすすめできる小説のひとつです!
ぜひ読んで一緒に語り合いましょうw
第2位 【余命10年】小坂琉加
すごく泣きました。
ひとことで表すと、『泣いた本』です。ただ単に泣いたってことではなく、主人公の茉莉の感情に共鳴したり、周りの支えるひとたちに共感したり、いろんな感情が揺さぶられた結果泣いちゃいました。
余命10年しかないと宣告されて、治療法も希望ももてない状態で、こんなにも生き抜くことってできるのか……。
最後の最後の展開にも号泣です。
『泣ける本』っていわれると、手が出にくいひともいるかもしれませんが、それを抜きにしても、一度読んでみて欲しい一冊です。
第1位 【路(ルウ)】吉田修一
夢やロマン、恋。
ぼくが大好きな要素がふんだんに盛り込まれているので、最高に読んでいて楽しかったです!→ほんとに個人的な意見と順位づけですみません(◎_◎;)
もう細かいことは言いません。
とりあえず問答無用で一回読んでみてくださいw
おわりに
先月に引き続き、独断と偏見まみれでランキングづけしちゃいました。
なんでこの本の順位が低いの?この本はあんまり好みじゃないのに...といった意見もあるかもしれませんが、あくまでもぼく個人の好きな本の順位なので、ご了承いただけると嬉しいです。なので、順位が低いからと言っておもしろくないわけじゃないかもしれないです。あくまで、読みたい本が見つからないとき、ちょっと自分が普段読んでない本を読んでみよう、っていったときとかに参考程度でこの順位をみていただけたらと思います。
それではまた来月、お楽しみください!
おすすめの本があれば、どしどしDMなどで教えていただけるとうれしいです!
ぜひよろしくお願いしますw
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