こんにちは!
本大好き人間BOOK BOYこと
つぶお(@tsubuo_book)です。
今回紹介するのは、
近藤史恵さんの【スーツケースの半分は】という一冊です。
NY、香港、アブダビ、パリなど、
世界各地を悩みを抱えた女性たちが、
「青いスーツケース」とともに旅をするお話です。
読んで爽快!!!
ぼくも「がんばろうw」って勇気がわいてきた本でした。
この小説を読んで、
ぼくが感じたことをザックリ表現するとこんな感じ↓

海外の自由な風のなかで、
自分自身の心と向きあう彼女たちの姿に、
あなたも背中を押されるかも?(笑)
毎日の生活が退屈に感じてるひとには特におすすめの一冊です!
こんなひとにオススメ!
この本をおすすめするひとを、BOOK BOYが三パターン厳選してみました!

あくまでも、個人的な主観なので、
あてはまらないじゃんってなったひとも、
このあとで紹介する《あらすじ》などで気になればチェックしてみてください(笑)
あらすじ
長ったらしくあらすじを書いても、
「読みたくなくなっちゃう~」という方のために、
イラストを描いてみましたw
この小説のキーアイテムになる『青いスーツケース』のことは上の部分に、
そして下の矢印部分には物語のおおまかなながれについて描いてみました!

イラストを見て、
「だいたい内容分かった!」
という方は飛ばしちゃってもらって構わないんですが、
あらすじの補足説明をちょっとさせてください。
山口真美は、海外旅行に興味をもってる28歳女性。
ただ、最後の勇気が出せずにいまだ海外旅行未経験・・・
そんなある日、
友人が参加したフリーマーケットに付きそいで訪れた真美。
そこで、
『青いスーツケース』に出会って、
悩んだ末に思い切って買って持って帰った。
それまで悩んでたのがウソのように、
真美はパスポートをとったり、
旅の準備を進めていく。
そして、
ついにたったひとりでNYに旅立ち、
真美は新たな世界を体験する!
帰国後、
真美がともに旅したスーツケースは
彼女の友人たちの花恵、ゆり香、悠子たちと世界中をめぐる。
はたして、
スーツケースは真美たちとどんな景色をみるのか?!
っていうのがおおまかな流れです。
あらすじ読んで、

ちょっと興味でてきたなぁ
って方はこのままスクロールしていってみましょう!w
この本のおすすめポイント
青いスーツケースと旅をして、
真美たちのもとにおとずれる幸運。
まさに童話の『青い鳥』が運んでくれる幸せみたいだなぁって
読みながら感じられた一冊でした!
そして、
読んだぼく自身の気持ちも前向きになり、
ちょっと幸せな気分になれたステキな小説でしたw
そんな幸運のパワーが秘められてるかもしれない、
この本のおすすめポイントを紹介していこうと思います。
- 希望がわいてくる
- リスタートのきっかけになる
- ウズウズと海外旅行欲がとまらなくなる!
という感じですw
それでは、ひとつずつのポイントを紹介していきますね(笑)
希望が持てるようになる
幸せをつかみに行こうとする真美たちを見ていると、
希望が自然にわいていきます!
『青いスーツケース』が、
幸せを運んできてくれたラッキーアイテムかもしれないけど、
その裏には彼女たちの勇気や努力もあったはず。
がんばってるひとが身近にいると、
なんだかこっちまで影響されることないですか?
そんな感じですw
真美たちに感化されて、
読む前よりもポジティブになれました!
- もっとこういう人生にしていきたい!
- もっとこんな自分になっていきたい!
そういう理想の姿や夢をもってるひとにはきっとピッタリですw
リスタートのきっかけになる
仕事、夢、恋愛、おしゃれなど、
年齢をかさねるごとに、
自分のやりたいことにブレーキをかけてしまってたりしませんか?
「もう○○歳だから…」
「この歳でいまさら…」
「あと○○歳若かったら…」
そうやって諦めてしまってることありませんか?
そんなのもったいない!
やりたいことがあるのに、
自分自身で言い訳を言って逃げてしまうのにしてしまうのって
すごくかっこ悪いことなんだなって
この【スーツケースの半分は】を読んで思いました。
それこそ、
真美も言い訳をして逃げていたひとりでした。
「ひとりで海外旅行なんて怖すぎる…」
「連れとタイミングが合えば行くのになぁ…」
それを変えてくれるきっかけになったのが『青いスーツケース』でした!
もしあなたも、
やりたいことがあるのに心のどこかでブレーキをかけてしまってることがあるなら、
『青いスーツケース』の代わりにこの小説をラッキーアイテムにしてみてはいかがでしょう?w
ウズウズ
前よりもなにかと制限が多い世の中…
好きなことを全力でしたい!
そんなときに読んじゃったもんだから、
ウズウズと海外旅行欲がわいてきちゃいました(◎_◎;)
※ぼくのように海外大好き人間は、同じ症状を発症する危険性があるので気を付けてくださいw
でも・・・
非日常を本の世界だけでも味わいたいと思ってるそこのあなた!
小説のなかだけでも、
翼をはやして飛びまわっちゃってください!(笑)
おまけ:留学経験者にもおすすめ
小説内には、
海外旅行や仕事での海外渡航以外にも、
語学留学生として現地で暮らすひとも登場します!
彼女たちの感情がすごくリアルに感じたので、
「海外留学生」にもおすすめしたいと思いました!
おまけで紹介させてくださいw
なぜ、ぼくが彼女たちの感情がリアルに感じたのか。
それはぼく自身、
語学留学やワーキングホリデーで
海外に滞在していたことがあるからなんです(笑)
とくに共感できると思ったところは…
第七章の『月とざくろ』に登場する春奈の感情。
(もうひとりパリに留学する栞のストーリーも共感できるひとがいるかもw)
- 日本で疎外感や閉塞感を感じて留学
- でも、現地では自分をそのまま受け入れてくれない感じがする
- 結果・・・孤独感を感じてホームシックにもなる
この春奈が感じた気持ちの流れは、
細かい部分では違うところもあったけど
ぼく自身も留学中に感じたことでビックリしました!
こんなにもダブることってあるんだって(汗)
だから、
留学経験者のひとも共感できることがあるかも、
と思って紹介しました。
留学中の思い出をこの本を読んで思い出してみませんか?
近藤史恵さんの他のおすすめ作品!
ぼくの感性で、
これまで読んだことのある近藤さんの作品から
勝手にBEST3をランク付けしてみました!
※ぜひ今後の小説選びの参考にでもしてみてください。
その3作品はこちらです↓

- 「スーツケースの半分は」
- 「ビストロ パ・マル シリーズ」
- 「さいごの毛布」
これまでは断トツで【パ・マル】シリーズ激推しだったんですが、
今回この【スーツケースの半分は】を読んで大好きになっちゃいましたw
まだ読んだことないって方は要チェックですよ!!!!
おわりに
なんだか読みながらドキドキワクワクしちゃう一冊でした。
本を開く瞬間と、
飛行機が離陸するときの緊張感って、
個人的に似てるような気がして・・・w
楽しみ半分、怖さ半分。
まぁぼくの場合は結局”楽しみ”が勝っちゃうんですけどね!
最後にダメ押しで、
『青いスーツケース』と一緒に、
海外旅行をしていくストーリーなので、
海外旅行が好きなひとには猛プッシュでおすすめします(笑)
海外旅行に興味がないひとでも、
真美のようにまだ海外旅行未経験のひとでも、
おすすめポイントを三つ(おまけでプラス1)あげてみたので、
気になったら部分があればぜひ一度手にとってみてください!

最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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