「やりたい!」と思ってることでも、
「面倒くさい!」が勝ってしまうことないですか?
人間ですもん。
弱い心に打ち勝てないのもしょうがない……。
ダイエット、筋トレ、勉強、喫煙、
ただただ会社に行くこと、家事や育児。
毎日やり続けなくちゃいけないことを、
毎日やり続けていくために、
一緒に悩んだり励ましてほしいときもありますよね?
そんなあなただけの『コーチ』。
今回紹介する、
青木祐子さんの【コーチ! はげまし屋・立花ことりのクライアントファイル】は、
そのコーチのお仕事に密着した小説です!
この本を読めばこんなことが見つかるかも。
- あなたがいま、本当にやりたいこと
- 同じ悩みをわかち合える同志
- 毎日がんばるための知恵
やりたいこともやりたくないことも、
とりあえずやらなきゃいけない。
目指すゴールもひとそれぞれ。
励ましてくれたり、
一緒に走ってくれる。
あなただけの専属コーチはいかがですか?w
こんなひとにオススメ
【コーチ!】を読むのにおすすめなひと
- やりたいことがみつからない
- 毎日やらなきゃいけないことから目をそらしちゃう
- 現状に全然満足できないけどはじめ方が分からない
- 転職しようか悩んでる
- 普段は周りのひとを励ます側
青木祐子さんのおすすめ小説
【コーチ!】以外にも、
青木祐子さんのこちらの本もおすすめです!
- これは経費で落ちません!(集英社オレンジ文庫)
- 派遣社員あすみの家計簿(小学館文庫)
仕事や人生に悩んでる、
等身大の女性が主人公が多い印象です!
【これは経費で落ちません!】はドラマ化もされましたし、
現在とても注目度の高い作家さんのひとりだと思います。
あらすじ
おんぼろマンションの一室にかかってくる電話やメール。そこで働く立花ことりのお仕事は『はげまし屋』。やる気はあるけど、面倒くさくてできないひと。現状に満足できないけど、なにから始めていいのかわからなくて悩んでるひと。そんなクライアントと一緒に、悩み・喜び・励ますのがお仕事。まだまだ新人コーチのことりだけど、真面目さと声を武器に働く!
コーチのお仕事
- あくまでも上司や先生の立場ではない
- クライアントと一緒に育っていく仲間
- 共に悩んだり励ましていくもの
- 褒めるのがメインではなく励ますのが基本
『はげまし屋』ってなに?
コーチってどんな役割?
って思いますよね。
上に書いたように、
コーチってこんな役割の仕事です。
ただ、
「これだけのためにお金を払うの?」
って思っちゃいますが、
実際にあったらウレシイはず!
家族や友人に言える内容じゃなくて、
精神科とかの先生に相談するほどヘビーな問題でもない。
毎日をがんばるためのエールがほしいだけ…( ´∀` )
- 受験勉強をサボりそうなとき
- ダイエットや筋トレから逃げたくなるとき
- 禁煙や禁酒をやめてしまいそうなとき
家族や恋人、友人に対しては言い逃れができても、
『コーチ』にはお金を払ってる第三者だからしない。
身内にはプライドが邪魔して言えないことも、
本音を打ち明けられるメリットもある!
こんな仕事がほんとにあったらいいですよねw
※公的な相談機関はあったりしますよね?
周りに励ましてくれるひとがいないときは、
この本がその代わりになってくれるかも!
って思いましたw
自分自身を見つめ直すきっかけにもなる
クライアントからかかってくる電話。
・どんなことに悩んでるのか
・将来的にはどうしていきたいのか
などを言葉のはしばしから読み取っていくことり。
この本を読みながら、
自分自身にも問いかけることができると思います!
- 現時点で抱えてる悩みの原因
- それを解決していくたまの手段や方法は
- トライ&エラーを積み重ねてみえてくるものは
- やりたいことのメリット&デメリットは考えたのか
こういうことを自問自答していくうちに、
この一冊を通して、
ことりたちと一緒にあなたも成長できるかもしれません。
普段は励ます側のひとにもおすすめ
『はげまし屋』がなくても、
なぜか、いつも相談にのったり、
頼られて悩み事を聞いてる、
そんな“天然モノ”のはげまし屋さんっていますよね?
普段はそんは励ます側のひとにも、
ぜひおすすめしたい一冊です!
励ます側としても悩んだりしませんか?
「あんなこと言ってよかったのかな」
「たまには私・ぼくの悩みも聞いて」
って思うこともあると思います!
コーチも例外じゃなくてさ。他人の未来のことばかり考えてるとグラグラしてくる。クライアントと自分の境目がなくなって、自分も何かやらなきゃって気分になる。だからコーチのコーチ、スーパーバイザーとして所長がいるわけ
っていうように、
コーチのことりには相談にのってもらえるひとがいる。
あなたにも誰かあなたの悩みを聞いてくれるひとを見つけるべきです!
そして、
自分が言ったアドバイスが、
ほんとうによかったのか悩んでしまうときは、
このことばがあなたの心の支えになってくれるはず!
栄誉も失敗も本人だけのもの。未来を決めるのは自分。人のせいにしないことが自分の人生を生きる第一歩。
あなたのアドバイスがあっても、
最終的にどうするのか判断するのはそのひと次第だから。
あなたは、
あなたらしい『はげまし屋』さんでいいんです。
ツラくなってきたら、
誰かに愚痴ってみたり、
相談をお休みしたりして、
あなた自身も大切にしてくださいw
励ます側も励まされる側も、
読んだらもしかしたらハッピーになれちゃうかも!
今日もがんばれる気分になれる名言
悩んでるときに、
がんばるパワーがもらえる、
この本で出会った名言をご紹介!
まずはひとつ目。
完璧なものを仕上げてからどうこうって考えたら何もできない。バグが出るのは当たり前、出たらその都度修正していけばいい。痩せてから服を買うんじゃなくて、今の自分に合う服を探したほうが幸せになれるんだよ
たしかに、
「今じゃない、もう少し仕上げてから」
って先送りにしちゃうことってありますよね。
失敗を恐れず、トライ&エラーを繰り返すことが大事。
今の自分に似合う服を探しつつ、
目指すゴールに向けて走る。
そのほうが、
人生の大切な時間を余すことなく、
有意義にできるのかも(笑)
そしてふたつ目。
かっこよくてつまらん人間より、かっこ悪くても面白い人間がいい
ド直球でシンプルだけど、
短いことばのなかに凝縮された名言んだと思います!
そういうひとに一緒になりませんか?w
おわりに
ちょっと弱気になったとき、
これを読んだら励まされるかも!w
でも・・・
ラストはパッとしないなぁ
って思っちゃいました(汗)
もう一つぐらいなにか物語があったり、
エピローグとかがあったら終わり方よかったんじゃないかなぁなんて(笑)
そう思うのはぼくだけかな?
ラストはそんな印象がありますが、
- 自分のやりたいこと
- がんばるための活力
- 悩みの解決法
とかは見つかるかも!
リモート勤務が対応されてたり、
“不要不急の外出は自粛”って発言があったり、
いまの世の中に発信された小説だと感じました!
ツラいときは誰かに頼る。
頼るひとがいなかったりタイミングが合わなければ……
この本に出てくることりたちが、
あなたの支えになってくれるかもしれませんよ!


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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